第2回日本抗体学会学術大会 出展のお知らせ
2023年12月1日(金)~3日(日)にライカ南国ホール(鹿児島中央駅直結)にて開催される第2回日本抗体学会学術大会にブース出展いたします。学会に参加の際は是非お立ち寄りください。
出展製品紹介(27番ブース)
質量分析による構造解析Fox™プロテインフットプリンティングシステム(GenNext Technologies社)
Foxは質量分析ベースのプロテインフットプリンティング用のFPOP(タンパク質の高速光化学酸化)システムです。プラズマランプ照射にて過酸化水素から再現性高くヒドロキシラジカルを生成し、タンパク質の親水面への確実なラジカル修飾を実現します。ラジカル修飾ペプチドの割合をLC-MSで測定することで、簡便にエピトープ部位や凝集面の構造情報を得ることができます。
免疫原性評価・安定性評価・凝集測定・バイスぺシフィック抗体の相互作用解析Fida 1流動誘起分散解析システム(FIDAbio社)
Fida1は蛍光ラベルした低分子、タンパク質、ウイルス粒子をはじめ、細胞外小胞やリポソームなどの500 nm半径までのサイズ(流体力学的半径)を正確に決定する新しい分散解析システムです。蛍光ラベルした抗原に相互作用する抗体によって引き起こされるサイズ変化を測定することで、非精製系で抗体の力価や結合能、例えば血漿中での中和抗体による免疫原性の評価、バイスぺシフィック抗体との三者複合体での相互作用解析が可能です。また、精製抗体の安定性評価や凝集測定なども一台で解析できます。
セルベースの膜タンパク質ー抗体分子間相互作用解析 SPR 顕微鏡(Biosensing Instrument社)
SPR顕微鏡は、SPR分子間相互作用と明視野画像計測を組み合わせることにより、セルベースの分子間相互作用の分布を二次元マッピング画像として取得する革新的な相互作用解析システムです。細胞をSPRセンサーチップ上で培養し、そのままSPR計測のリガンドサンプルとして使用するため、膜タンパク質などの細胞膜上の分子を単離・精製することなく、本来の細胞膜環境状態に近い条件で分子間相互作用の計測・解析を行うことができます。低分子化合物、抗体、ナノ粒子(細胞外小胞やコンジュゲート)など幅広いサンプル種との相互作用解析に適用可能です。抗体やナノ粒子コンジュゲートとの相互作用については、標的膜タンパク質の発現量依存的な複数種類の結合(一価/二価)の同時計測・解析にも対応しています。
バイオセパレーション製品(Astrea Bioseparations社)
Astrea Bioseparations社は、生物学的製剤の精製や不純物の除去のための高性能なバイオセパレーション製品を幅広く開発しています。リガンド、吸着剤、クロマトグラフィーカラムなど、各プロセスに応じた製品設計を行っており、小規模から大規模までお客様のプロジェクトをサポートするモジュールプログラムを確立しています。宿主細胞由来タンパク質除去吸着剤 HCPure™、エンドトキシン除去EtoxiClear™、プロテアーゼの除去 p-Aminobenzamidine、イソアグルチニン抗体の除去IsoClear A™ and B™、レンチウイルス精製カラムNereus LentiHERO®、その他各種クロマトグラフィー用カラムのラインナップを取り揃えています。
細胞間結合力測定装置 z-Movi Cell Avidity Analyzer(LUMICKS社)
z-Moviは、音響振動を利用した細胞間の総合的な結合力を測定する革新的な装置で、エフェクター細胞と標的細胞の細胞間結合力「アビディティ」を計測し、バイスぺシフィック抗体の機能解析を可能にします。本装置は、バイスペシフィック抗体によるエフェクター細胞の結合力変化を、数百の生細胞集団を用いて測定、アビディティデータとして数値化し、免疫療法開発に新たな評価指標を提供することで、バイスペシフィック抗体の開発をサポートします。
その他、弊社取り扱い抗体関連製品についてもご紹介いたします。
附設展示会概要
大会名:第2回日本抗体学会学術大会
会期:2023年12月1日(金)~12月3日(日)
会場:ライカ南国ホール(鹿児島中央駅直結)
近日出展予定の学会
第46回日本分子生物学会年会:2023年12月6日~8日
第23回日本再生医療学会総会:2024年3月21日~23日