”硬さ”を意識した微小環境を模した3D培養モデルが作製が可能なAI搭載型の光架橋システム。3Dスフェロイドおよび共培養モデルに最適化された各種LunaX™ ECMをラインナップ

生体を構成する細胞は、組織ごとの機械的特性に合わせて調整されて正常な組織として成熟します。そして、その組織の成熟過程において細胞外マトリックスの硬さが重要であることが分かっています。また、がん化した細胞は周辺のマトリックスを変質させることで、最終的に上皮間葉転換やがん転移を引き起こすことも明らかとなっています。従来の2D 細胞培養はポリスチレンやガラスなどの平らで硬い材料の上で培養するため、生体内での細胞とは異なる挙動や形態を示しており、本来の細胞の環境を再現できていないという問題点がありました。
そこでGelomics 社は、細胞に最適な環境を提供するバイオインクLunaX™ 光架橋性細胞外マトリックス(ECM)と、その硬さを自在に調整できるように設計された可視光架橋システムLunaX™ Crosslinker を開発しました。LunaX™ Crosslinker とLunaX™ECM により、従来の2D 細胞培養方法では再現できなかった細胞本来の微小環境を3D 培養モデルとして作製することに成功しました。
LunaX™ Crosslinker AI搭載3D組織培養システム

LunaX™Crosslinker は、LunaX™ ECM を硬化させるために設計された、コンパクトなベンチトップ型の可視光架橋システムです。
405 nm の光出力により、細胞適合性に優れた穏やかな架橋を実現し、再現性の高い3Dスフェロイドおよび共培養モデルの構築を可能にします。
さらに、AI技術の活用により、最適な架橋条件の設定や操作の効率化をサポートします。
LunaX™ECM 光架橋性細胞外マトリックス

LunaX™ ECM は、光架橋によりゲルの硬さを精密に制御でき、多様な生理的・病理的微小環境を再現した3D培養モデルの構築を可能にします。
低エンドトキシンタイプや自動化ワークフローに対応した製品など、3Dスフェロイドおよび共培養モデルに最適化された各種ECMシリーズを取り揃えています。
GelMA (魚、ウシ、ブタ由来)

GelMA は、滅菌凍結乾燥製品として提供されます。各アプリケーションに適した濃度のGelMA をPBS またはHEPES バッファーで調製し、光開始剤と混合して、ハイドロゲルを光架橋可能にし、37℃(体温)で安定させます。
GelMA は調整のし易さと特有の生物活性により、組織工学、3D バイオプリンティング、および 3D 細胞培養アプリケーションの生体材料として非常に人気があります。単独で使用することも、他の材料とブレンドして独自のプリント可能な細胞外マトリックスを作成することもできます。

