2023.11.14

2023.11.16

終了

  • イベント

第61回日本生物物理学会年会 出展のお知らせ

2023年11月14日(火)~16日(木)名古屋国際会議場にて開催される第61回日本生物物理学会年会にブース出展いたします。学会に参加の際は是非お立ち寄りください。

 

出展製品紹介(イベントホール内 45番ブース)

SPR顕微鏡(Biosensing Instrument社)

SPR顕微鏡は、SPR分子間相互作用と明視野画像計測を組み合わせることにより、セルベースの分子間相互作用の分布を二次元マッピング画像として取得する革新的な相互作用解析システムです。細胞をSPRセンサーチップ上で培養し、そのままSPR計測のリガンドサンプルとして使用するため、膜タンパク質などの細胞膜上の分子を単離・精製することなく、本来の細胞膜環境状態に近い条件で分子間相互作用の計測・解析を行うことができます。低分子化合物、抗体、ナノ粒子(細胞外小胞やコンジュゲート)など幅広いサンプル種との相互作用解析に適用可能です。

 

粒子サイズ測定から相互作用解析までオールインワンの新しい分散解析システム Fida1(FIDAbio社)

Fida1は蛍光ラベルした低分子、タンパク質、ウイルス粒子をはじめ、細胞外小胞やリポソームなどの500 nm半径までのサイズ(流体力学的半径)を正確に決定する新しい分散解析システムです。わずか40 nLのラベルしたサンプル(インディケーター)と最小で4 μLのアナライトを流すことで、キャピラリー内で相互作用により変化したインディケーターのサイズを検出し、解離定数(Kd)を求めることができます。バッファーの使用制限もほとんどなく、血清や血漿、細胞破砕液、培地中でも蛍光ラベルしたサンプルの測定が可能です。三者以上の複合体形成やオリゴマーの測定、凝集や液-液相分離における液滴数や相対的サイズの定量解析など今まで解析が難しかったサンプルにも応用可能です。

 

ヒドロキシラジカルプロテインフットプリンティング(HRPF)システム Fox™ (GenNext Technologies社)

Fox™システムは質量分析ベースのプロテインフットプリンティング用のFPOP(タンパク質の高速光化学的酸化)システムです。プラズマランプ照射にて過酸化水素から再現性高くヒドロキシラジカルを生成し、タンパク質の親水面への確実なラジカル修飾を実現します。ラベルしたタンパク質をプロテアーゼでペプチド断片化し、LC-MS/MS解析を行うことで、タンパク質のフォールディング、凝集、相互作用、アロステリック効果による構造変化をアミノ酸・ペプチドレベルで解明します。

 

MonoCR トリプシンカラム&脱塩処理カラム(キコーテック)

MonoCRシリーズは、簡便なカラム通液操作で、タンパク質のペプチド化処理(トリプシンカラム)および脱塩処理(ODSカラム)を行い、MS分析用資料を調製することができます。担体にはモノリスシリカカラムを使用しており、インキュベーション不要かつ高速通液(滞留時間 30~60秒)で、再現性の高いペプチド化サンプル調製を実現します。タンパク質のMS分析用試料調製の簡便・迅速化、操作ボリューム低減、手技差等の品質管理の改善にご利用いただけます。

 

光ピンセット-顕微鏡 C-Trap®(Lumicks社)

C-Trap®は、1分子間相互作用の操作およびイメージングをリアルタイムで行うことができる世界初の単一分子顕微鏡です。高分解能光ピンセット、蛍光顕微鏡、ラベルフリー顕微鏡、および高度なマイクロ流体システムが統合されており、細胞骨格のリモデリングやモータータンパク質の輸送、DNA結合タンパク質の動態、タンパク質のフォールディングなどの1分子解析から相分離の液滴解析など高精度なサンプル操作を必要とするアプリケーションにご活用いただけます。

 

 

附設展示会概要

大会名:第61回日本生物物理学会年会
会期:2023年11月14日(火)~ 16日(木)
会場:名古屋国際会議場

 

近日出展予定の学会

JAACT2023: 2023年11月28日~12月1日

第2回日本抗体学会学術大会:2023年12月1~3日

第46回日本分子生物学会年会:2023年12月6~8日

 

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