freeslate 合成研究ワークフローシステム (Unchained Labs)

本システムは無機・有機化学のプロセス研究において、1つのプラットフォームで数百条件の合成スクリーニング及びプロセス最適化が可能です。XRD、電子顕微鏡、HPLC等により測定されたデータは独自のLEAソフトウェアで一元管理して統合解析を行います。
(粉体秤取）粉体分注、秤量
（溶液/スラリー分注）サンプルの調整
（合成）加熱/冷却/攪拌

粉体・スラリー調整から数百条件の合成を自動でfreeslate-pre
可能にするアームとデッキ構成

独自のアームとデッキを併用することにより数百条件の
無機・有機合成を数日で実施可能です。
システム外のインキュベーターを使用することにより長期のストレス試験にも対応し、freeslateとサードパーティー機器で得られたデータはオラクルのデータベースを使用したLEAソフトウェアにより一元で管理され解析についてはそれらデータを一覧表示をして解析の効率を格段に向上させます。

1)バイアル/プレートグリッパー
2)秤量計（カメラ搭載）
3)粉体容器
4)調整用バイアル
5)チップラック
6)加熱/攪拌ステーション (3ポジション）
7)加熱/攪拌ステーション (3ポジション）
8)ラック設置部（3ラック分）
9)Heated4チップ 溶液ディスペンサー

OSR（Optimization Sampling Reactor)は合成のスケールアップを
最適化するためのユニットです。
8基の反応槽を備えており、40ml バイアル（ワーキングボリューム25ml)のセットアップが可能です。
各反応槽は独立して温度、加圧の設定が可能です。（最大 200度、最大 400PSI)反応中の攪拌、また溶液の分注して追加することも可能です。

Freeslateのアームとデッキには培われた独自の技術が備わっており、従来のシステムでは難しかった有機・無機合成における実験工程を幅広くカバーします。
Heated 4チップディスペンサーはスラリーを加熱しながら分注し、析出を防ぐ工夫が施されています。

加熱・冷却・攪拌デッキでは、3つの独立した反応ポジションがあり、各条件の設定が個々で可能になっています。Unchained Labsは長年この分野で積み上げた経験を生かして、お客様のプロジェクトの加速化およびワークフローの効率化を可能にします。

SPR(Screening Pressure Reactor)は超高温、高圧で多条件の反応合成が可能です。
本装置は最大 96サンプルを最大400度で200bar (3000psi) の加圧条件で攪拌しながらの反応合成が可能になっています。

LEAソフトウェアはDOEサポート、装置の制御、さまざまなデータを統合解析できる独自のソフトウェアです。FreeslateとLEAソフトウェアを使用することにより1人の研究者で数百条件の合成実験を数日で実施し、その後の解析についても非常に効率化をすることが可能です。