Maestro Z/ZHT/TrayZ – インピーダンス測定システム (Axion Biosystems)
特長
- セミオートメーション
ハードウエアの操作はボタン1つで行います。ボタンを押すと装置上部のスライドドアが開き、プレートを格納と同時にデータ測定と温度、CO₂の制御を開始します。 - アプリ対応
専用アプリの使用で実験室の外からでもライブ実験データ、装置の状況が確認できます。 - ラベルフリーでの経時的測定
プレート底面に埋め込まれた平面電極を用いてインピーダンスを測定します。細胞にダメージを与えることなく、長期間に渡りリアルタイムで細胞の増殖・形態変化等を測定できます。 - ユーザーフレンドリーなソフトウエア
専用のソフトで容易に実験設定が行えます。リアルタイムでシグナルのモニタリングも可能です。 - インキュベータ不要(Maestro Z/ZHT)
プレート格納部には温度・CO₂コントロール装置が搭載され、ミニインキュベータになっています。プレート上で細胞を培養しながら数日間から数週間、安定した状態での測定が可能です。
アプリケーション例
■ 免疫細胞キリングアッセイ
■ 細胞傷害アッセイ
■ 細胞バリア機能評価
■ ウイルス感染価評価
■ 細胞増殖アッセイ
■ Gタンパク質共役受容体(GPCR)シグナル伝達
ラインナップ
Maestro Z
・96 wellプレート対応 ・温度、CO₂濃度コントローラ搭載 ・プレートバーコードリーダー搭載 ・プレート出入によるオン、オフ制御(データ測定及び温度、CO₂濃度コントロール) ・装置内データ保存 ・アプリ対応
Maestro ZHT
・96 well、384 wellプレート対応 ・液晶タッチパネル搭載(環境温度、CO₂濃度を表示) ・温度、CO₂濃度コントローラ搭載 ・プレートバーコードリーダー搭載 ・プレート出入によるオン、オフ制御(データ測定及び温度、CO₂濃度コントロール) ・装置内データ保存 ・アプリ対応
Maestro TrayZ
・96 wellプレート対応 ・1台の Maestro TrayZ に最大4枚のプレートが搭載可能 ・最大 2 台の Maestro TrayZ を同時測定可能 ・インキュベータ内に設置して使用 ・プレートバーコードリーダー搭載