PhenoImager Fusion 【高速】組織定量解析イメージングシステム (Akoya Biosciences)
Fusionは、高速・高解像度ホールスライドイメージングが可能な、マルチモードのスライドイメージングシステムです。Opal Polaris 7-color染色した多重染色組織標本のマルチスペクトル撮影に完全に対応し、迅速にデジタルホールスライドイメージ化するラボスケールの定量解析ワークステーションです。
学習型組織セグメンテーション機能を持つinForm Tissue Finderを標準搭載し、Opal Polaris 7-color染色した組織標本の組織微小環境内の空間的なサイトメトリー解析が可能です。
Fusionでは明視野撮影、バーコードタグ染色システムCODEX染色した組織の撮影も可能なため、従来の病理標本から高度に蛍光多重染色された組織標本まで様々なアプローチによる組織解析手法の導入・確立が可能です。
学習型組織セグメンテーション機能を持つinForm Tissue Finderを標準搭載し、Opal Polaris 7-color染色した組織標本の組織微小環境内の空間的なサイトメトリー解析が可能です。
Fusionでは明視野撮影、バーコードタグ染色システムCODEX染色した組織の撮影も可能なため、従来の病理標本から高度に蛍光多重染色された組織標本まで様々なアプローチによる組織解析手法の導入・確立が可能です。
2022年1月22日販売開始
Fusionの特長
- Opal Polaris 7-color染色標本撮影が可能なマルチスペクトルイメージング機能を搭載
- Opal蛍光スライド20分の高速撮影
- 蛍光イメージの自家蛍光スペクトル除去機能
- 組織内の免疫細胞の表現型をin situで決定し視覚化、定量化するPhenotyping解析に対応
- ベンチトップにフィットするコンパクトなシステム
- HE、DAB、Trichromeなど様々な染色組織の撮影に対応
染色組織を迅速に数値データ化
Fusionは蛍光多重染色スライドを迅速にホールスライドイメージにデジタル化します。ホールスライドイメージの任意の関心領域ROIを、inForm組織解析ソフトを用いて解析することが可能です。ROI指定と再撮影が必要だった従来法から大幅にワークフローが改善し、解析効率・スループットを向上します。
Tissue Phenotyping & Cytometry
Fusionの主な仕様
撮影モード | 明視野・蛍光 |
スペクトルレンジ | 440-780nm |
解像度 | 4x = 2.5um; 10x = 1.0um; 20x = 0.5um; 40x = 0.25um |
スライド装填枚数 | 4枚 |
撮影速度 | 蛍光 : 18 min; 明視野: 9 min(1.5cm X 1.5cmの組織・典型的な露光時間) |
解析ソフトウェア | inForm (標準装備) |