LUMICKS社・Natureウェビナー「クロマチンリモデーラーの標的探索とヌクレオソーム再配置のメカニズム」のご案内
LUMICKS社とNatureが共催で、ハーバード大学 生物化学・分子薬理学の Taekjip Ha教授による、クロマチンリモデリングと遺伝子発現のメカニズムに関するウェビナーを開催します。本イベントは日本時間の深夜帯での開催となりますが、ご登録者様にはイベント終了後、録画配信のご案内がありますので、奮ってご登録ください。
日時
2025年9月11日(木)午前0時~(日本時間)
※ご登録者様にはイベント終了後、録画配信をご案内いたします。
演題
クロマチンリモデーラーの標的探索とヌクレオソーム再配置のメカニズム
Mechanisms of chromatin remodeler target search and nucleosome mobilization
演者
Taekjip Ha
Professor of Biological Chemistry and Molecular Pharmacology, Harvard University
使用言語
英語
参加費
無料
講演内容
クロマチンリモデーラーは、プロモーターや調節領域周辺のDNAの物理的構造を形成することで、遺伝子制御において極めて重要な役割を果たします。その生化学的な働きは広く研究されていますが、現在の解析手法ではリモデーラーの挙動や、標的を探索・結合するメカニズムを十分に捉えることはできていません。そのため、創薬プロセスに不可欠な機能的評価が遅れています。
本ウェビナーでは、酵母由来の保存された3種類のリモデラータンパク質(SWR1、RSC、ISW2)が、クロマチン上をスキャン、スライド、ホッピングしながらヌクレオソームを探索・再配置し、最終的に転写装置によるDNAへのアクセスに影響を与える様子をご紹介します。また、光ピンセットを用いた単色および二色の1分子追跡技術によって、3種類のリモデラーがDNAや疎らなヌクレオソーム配列上で示す、一次元拡散挙動に関する最新の発見も解説します。
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