Axion Biosystems社主催ウェビナー「マイクロ電極アレイを用いた神経毒性リスクの評価」のご案内
Axion Biosystems社が、東北工業大学の鈴木郁郎教授を演者としてお招きし、マイクロ電極アレイを用いた神経毒性リスクの評価についてご講演いただきます。
Axion Biosystems社の Maestro Pro/Edge は、マルチウェルフォーマットのマイクロ電極アレイ(MEA)装置で、最大 96 サンプルの神経・心筋細胞の電気的な活動をハイスループットで測定することが可能です。安定した温度・CO2制御とノイズ耐性により電気生理学実験未経験の研究者の方にも簡単に高精度なデータを取得でき、独自のソフトウェアにより高度で簡便な電気生理解析を実現します。
本ウェビナーは深夜帯での開催となっておりますが後日録画配信もございますので、是非以下URLより事前登録の上ご参加ください。
開催日時
2025 年 10 月 9 日(木)午前 0:00 ~ 1:00(日本時間)
演題
Evaluating Neurotoxicity Risks with Microelectrode Arrays
マイクロ電極アレイを用いた神経毒性リスクの評価
演者
鈴木 郁郎 教授(東北工業大学)
使用言語
英語
参加費
無料
講演内容
近年、薬剤の有効性・安全性評価にマイクロ電極アレイ(MEA)による in vitro 神経ネットワーク測定解析が多く用いられています。東北工業大学の鈴木郁郎教授の研究チームは、てんかん、精神症状、薬物依存等の事象が報告されている農薬および100種類の治療薬について、MEAデータを収集・解析し、神経毒性リスクの評価を行いました。これらのデータは高精度なリスク予測モデルの構築や、抗がん剤の神経毒性メカニズムの解明に活用されています。
本ウェビナーでは、鈴木教授の研究チームの研究事例を示しながら、末梢神経毒性の評価手法、人工知能を用いた作用機序予測、MEAとマイクロ流体チャネルを併用したマイクロ生理学的システム(MPS)についてご紹介します。
<主なトピック>
・MEA計測を用いた神経毒性リスク評価
・薬剤安全性予測モデリングとAIによる作用機序の解明
・MPSとの併用による末梢神経毒性試験
関連情報
Maestro Pro/Edgeの製品ページはこちら
Maestro Voltの製品ページはこちら