新製品のご案内:Astrea Bioseparations社レンチウイルス精製用FPLCプレパックカラムLentiHERO®
英・ケンブリッジ大学発祥のAstrea Bioseparations社はバイオ医薬品産業向けにさまざまなクロマトグラフィー用吸着剤およびレジンを提供する世界トップクラスの企業です。
この度、同社のレンチウイルス精製カラムのLentiHEROシリーズにバイオプロセス向けFPLCプレパックカラム LentiHEROが新たに加わりました。
LentiHEROは、AstreAdeptと呼ばれる独自のセルロースナノファイバー技術をベースとするカラム担体を用いた、新しいレンチウイルス精製方法を採用しています。従来の樹脂(レジン)粒子担体よりも高い吸着容量、高流速条件での高効率吸着などの特性により、迅速かつ高回収率でのレンチウイルス精製が可能です。また穏やかな精製条件のため、ウイルスの機能を損なうことなく精製することが可能です。バイオプロセスにおいて低コストで高効率・高品質なレンチウイルス精製法をお求めのお客様に最適な製品です。
特長
- レンチウイルス粒子の回収率は60%以上(無血清フィードストックの場合)
- レンチウイルス粒子の高い結合容量を実現:
接着細胞発現系フィードストック、4.5 x 10^11 粒子/mL
浮遊細胞発現系フィードストック、1.75 x 10^12 粒子/mL
- あらゆるシュードタイプから機能性がある粒子を回収:
接着細胞発現系フィードストック、2.6 x 10^9 TU
浮遊細胞発現系フィードストック、1.9 x 10^9 TU
- 宿主細胞由来のタンパク質(HCP)を95%除去
- 0.5 M NaOHで洗浄可能