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【おすすめオンデマンド配信Vol.4】心臓移植生検のIn situ免疫プロファイリングによる、診断精度と拒絶反応リスク分類の向上(Akoya Biosciences社主催ウェビナー)

Akoya Biosciences社は探索研究、トランスレーショナルリサーチおよび臨床研究における研究者の多様なニーズに応える、包括的な空間的表現型解析ソリューションを提供しています。本ウェビナーは、ペンシルベニア大学の高度心不全・移植医学の医師、Eliot Peyster氏による「心臓移植生検のIn situ免疫プロファイリングによる、診断精度と拒絶反応リスク分類の向上」に関するウェビナーです(オンデマンド配信)。ご興味のある方は是非以下リンクからご視聴ください。

 

ウェビナー視聴ページはこちらから

 

演題

心臓移植生検のIn situ免疫プロファイリングによる、診断精度と拒絶反応リスクの分類の向上

 

演者

Eliot Peyster, MD, MSc

Physician, Advanced Heart Failure and Transplant Medicine, University of Pennsylvania

 

使用言語

英語

 

講演内容

心臓移植片拒絶反応は移植医療の重大な懸念点であり、急性移植不全や患者の予後不良のリスクが高まります。拒絶反応観察のための生検組織のガイドラインに基づく組織学的分類は、診断性能が中程度であり、同時拒絶反応イベントの臨床経過との相関性が低く、将来的な拒絶リスクに関する情報は最小限しか得られません。このような制限により、患者は拒絶反応に対する過剰治療もしくは治療不足の即時の潜在的リスクに曝されると同時に、精密医療の時代には時代遅れと思われる、プロトコール化された厳格な拒絶反応観察および免疫抑制離脱戦略を課せられます。

これらの知見は現在のガイドラインで推奨されている生検グレーディング基準の限界を浮き彫りにすると同時に、心臓移植におけるPD1/PD-L1チェックポイントシステムと制御性T細胞の診断および予後の重要性を裏付けています。この概念実証研究の結果は、心臓移植患者の拒絶反応観察プロトコールの再考に繋がり、移植医療における免疫療法の分子標的の特定に向けた最初の一歩となる可能性があると考えています。

 

<学習目標>

・心臓移植医療における従来の組織学的拒絶反応の分類の限界と、それが患者の転帰に及ぼす影響について概説します。

・診断精度と拒絶反応リスクの分類を改善するための in situ 免疫表現型検査の可能性について概説します。

 

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