”コストパフォーマンス”を最大限追求したハイエンドモデル SPR分子間相互作用解析システム - BI-4500シリーズ
BI-4500は、独自開発のサンプル送液技術、シンプルで堅牢なオープンアーキテクチャ設計により、「低分子計測(< 100 Da)や高速カイネティクス解析に対応可能な高い計測性能」「セルフメンテナンスによる効率的な装置運用」「コストパフォーマンスの最大化」を実現した、ハイエンドモデルのSPR分子間相互作用解析システムです。
BI-4500シリーズの特徴
- 高度な計測要求に対応可能なSPR計測性能
- セルフメンテナンスが可能なオープンアーキテクチャ
- フレキシビリティの高いシステム仕様
高度な計測要求に対応可能なSPR計測性能
高度な計測要求に対応可能なSPR計測性能
➤ 100 Da未満の低分子~タンパク質まで、幅広い分子量の分子との分子間相互作用計測が可能な低ノイズ・高感度な計測性能
➤ 最大 5チャンネルでのマルチチャンネル計測が可能
➤ 最速 4ミリ秒/計測の高速計測で高速カイネティクス解析に対応
セルフメンテナンスが可能なオープンアーキテクチャ
BI-4500シリーズの装置構造はオープンアーキテクチャを採用しており、マイクロ流路パーツを取り外しての洗浄作業や、マイクロ流路目詰まり時のパーツ交換作業といったメンテナンス作業を使用者自身の手で実施することが可能です。
これにより「原状復帰の大幅な迅速化」「装置管理コストの大幅な低減」を実現しました。
フレキシビリティの高いシステム仕様
専用のマイクロ流路パーツに交換することで、一般的なフローインジェクションSPR以外にも幅広いアプリケーションに適用することができます。
➤ 電気化学SPR
センサーチップに固定した分子への荷電により生じる構造変化をSPR検出
使用例:シトクローム系タンパク質の酸化ー還元時の構造変化、荷電膜物性の電気化学的評価 など
⇨ 計測機構・アプリケーションノート(英語)
➤ ガスSPR
アナライトサンプルとしてガスサンプルを流して固相面との相互作用を計測
使用例:半導体センサーのコーティング剤の機能評価 など
⇨ 計測機構・アプリケーションノート(英語)
BI-4500シリーズ システム仕様
BI-4500AP | BI-4500A | BI-4500 | |
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ベースラインノイズ | 0.06 RU RMS (0.01 mDeg RMS) | 0.06 RU RMS (0.01 mDeg RMS) | 0.06 RU RMS (0.01 mDeg RMS) |
計測速度 | 4 msec | 4 msec | 4 msec |
計測チャンネル数 | 5 チャンネル | 5 チャンネル | 5 チャンネル |
分子量カットオフ | < 100 Da | < 100 Da | < 100 Da |
計測温度設定 | 6℃ ~ 50℃ | 6℃ ~ 50℃ | 6℃ ~ 50℃ |
解析項目 | ka / kd / KD (1 mM – 1 pM) | ka / kd / KD (1 mM – 1 pM) | ka / kd / KD (1 mM – 1 pM) |
溶媒補正 | 対応 | 対応 | 対応 |
自動化範囲 | 計測チャンネル指定 | 計測チャンネル指定 | 計測チャンネル指定 |
自動化範囲 | サンプルインジェクション | サンプルインジェクション | - |
自動化範囲 | サンプル間ミキシング | サンプルインジェクション | - |
自動化範囲 | バッファー切換え (最大6種類) | - | - |
自動化範囲 | インライン脱気 | - | - |
外形寸法 (w x h x d) ※装置全体 | 660 x 766 x 515 mm | 660 x 575 x 515 mm | 355 x 250 x 515 mm |
重量 ※装置全体 | 39.3 kg | 32.5 kg | 11.5 kg |