HiG 自動化システム用遠心機 (BioNex)
BioNexのHiG™遠心機(特許出願中)は、オートメーションシステムに組み込み可能な市販の遠心機の中で、最も速い速度で遠心分離が可能な装置です。HiG™は5000x gで遠心分離が可能なため、これまでの装置よりもペレット化しやすく、上清もきれいで、フィルター濾過作業も迅速に行うことができます。これまでの低速遠心機では不可能だったアプリケーションも、HiG™では可能になります。
HiG™遠心機の特長
- 最大で5000 x gまで遠心分離可能
- インバランスの許容量はバケット間で100 gの差まで
- 振動が少ないので、近くの機器に干渉しません
- 加速も減速も20秒以内で完了
- マイクロプレートを含めて全体で高さ61 mmまで対応
- アプリケーションに応じて、遠心分離のプログラムを変更可能
- 小型サイズで積み重ねにも対応
- 既存のシステムでもバケットへ直接アクセス可能
- 本体にセルフモニタリングシステムを内蔵
アプリケーション例
- 気泡の除去
- サンプル調製
- 細胞や細胞由来のデブリのペレット化
- PCRの前準備
- DNA精製とシーケンシング
- フィルター濾過作業を含むアッセイ
仕様
サイズ | 高さ 291.3 mm x 幅 400.1 mm x奥行 549.9 mm |
重量 | 77.11 kg |
ローターの種類 | 2バケットタイプ |
プレートの高さの最大値 | 61 mm |
接続インターフェイス | 169 mm |
電源 | 100-240 VAC, 50/60 Hz, 15 A |