Lux – ライブセルイメージングシステム(Axion Biosystems)

Luxは、明視野・蛍光のいずれにも対応可能なライブセルイメージング装置です。
インキュベータ内への設置が可能なコンパクトな装置で、細胞の変化をリアルタイムで長時間モニタリングします。簡単な操作で高品質の画像を取得・解析することができます。

特長

  • 明視野・蛍光イメージング
    ラベルフリーの細胞観察、及び蛍光イメージングのいずれにも対応可能です。
  • コンパクトなデザイン
    コンパクトなデザインで、様々なインキュベータ内に設置できます。またシンプルな設計で簡単にインストールし、すぐに実験を開始することができます。キャリブレーションや特別なメンテナンスも不要です。
  • クラウド対応
    撮影された画像はクラウドに保存されます。どこからでもリアルタイムなデータの確認、解析が可能です。データの共有も容易で、膨大なサイズ容量のデータ保存、転送に煩わされることはありません。
  • 様々な種類の透明容器に対応
    ペトリディッシュやフラスコなどの培養容器、マイクロ流路デバイスなど様々な透明容器に対応可能です。
  • 自動測定・解析
    ソフトウエアのクリック1つでアッセイを開始し、自動でデータを測定します。AI とディープラーニングアルゴリズムにより、プレート内の様々な形のサンプルを識別・解析します。

概要

Lux ライブセルイメージングシステムでは、複雑な生物学的データを簡単に取得できます。明視野・蛍光のいずれのイメージングにも対応しています。付属のソフトウエアを用いて、細胞の状態や機能をラベルフリー、且つリアルタイムで検出・解析できます。

Lux BRLux FL
明視野
自動測定・解析
インキュベータ内設置
  蛍光(赤)        Ex:561/14, Em:630/90
  蛍光(緑)        Ex:452/45, Em:512/23

アプリケーション例:アポトーシス誘導の経時観察

pSIVA-IANDB (緑) とヨウ化プロピジウム(赤)を用いた明視野・蛍光ライブセルイメージング。緑色はH2O2によりアポトーシスが誘導された細胞を示す。

自動データ測定による経時的なデータ。横軸は時間(h)、縦軸は緑と赤それぞれの細胞の割合を示す。

ソフトウェア

3種類のLux専用画像解析ソフトウェアモジュールから、アッセイの内容に応じた最適なモジュールをご選択ください。

細胞コンフルエンシー

細胞占有面積率を測定し、増殖・生存率を分析します。

スクラッチアッセイ

損傷治癒、細胞遊走、浸潤を測定します。

蛍光イメージング

蛍光染色した細胞を定量化します。

製品に関するお問い合わせ