【z-Movi おすすめオンデマンド配信Vol.3】多発性骨髄腫におけるCAR-T細胞の感受性と持続性の向上(LUMICKS社主催ウェビナー)
LUMICKS社 z-Moviは、免疫細胞と標的となる腫瘍細胞間のアビディティ(細胞間結合力)を測定する非常にユニークな装置で、最も強力な免疫治療エフェクター細胞を特定することができます。皆様に本製品に関する情報をお役立ていただくため、弊社では月1回おすすめのウェビナー(オンデマンド配信)をご紹介しております。第3回は「BCMA CARとCD38キメラ共刺激受容体の二重標的化による、T細胞の感受性と持続性の向上」に関するウェビナーです。ご興味のある方は是非以下のリンクよりご視聴ください。
演題
Enhanced avidity through combining a BCMA CAR and a CD38 chimeric co-stimulatory receptor leads to enhanced T cell sensitivity and persistence
演者
Dr. Maria Themeli
Group Leader of Hematology Department at Amsterdam UMC Cancer Center Amsterdam
使用言語
英語
講演内容
B細胞成熟抗原(BCMA)は悪性形質細胞において高頻度で選択的に発現するため、多発性骨髄腫の潜在的な標的抗原とされています。BCMAをターゲットとしたCAR-T細胞療法は、多発性骨髄腫患者に有効であることが証明されています。完全寛解レベルが約60~86%に達しているにもかかわらず、一部の患者では依然として腫瘍の再発が見られます。これは抗原密度が低く、単一抗原をターゲットとするBCMA CARの限定的効果によるもので、腫瘍の免疫回避が見られます。本ウェビナーでは Maria Themeli博士が、z-Moviを用いたシナプス親和性の測定により、低抗原密度の課題を打破し、マルチターゲットと共刺激によりCAR-T細胞の持続性を向上させる方法をご紹介します。
関連情報
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