【z-Movi おすすめオンデマンド配信Vol.2】アビディティ測定によって明らかになる固形がんのCAR-T免疫逃避メカニズム(LUMICKS社主催ウェビナー)
LUMICKS社 z-Moviは、免疫細胞と標的となる腫瘍細胞間のアビディティ(細胞間結合力)を測定する非常にユニークな装置で、最も強力な免疫治療エフェクター細胞を特定することができます。皆様に本製品に関する情報をお役立ていただくため、弊社では月1回おすすめのウェビナー(オンデマンド配信)をご紹介しております。第2回は「アビディティ測定によって明らかになる固形がんのCAR-T免疫逃避メカニズム」に関するウェビナーです。ご興味のある方は是非以下のリンクよりご視聴ください。
演題
Cell avidity as a crucial biomarker for CAR T response
演者
Dr. Rebecca Larson PhD
Graduate from Harvard University
使用言語
英語
講演内容
液性がんと固形がんではCAR-T細胞との相互作用が異なっており、腫瘍の免疫逃避メカニズムに関連する重要な因子を理解することが必要です。Rebecca Larson博士がNature誌で発表した「固形がんにおいてIFNγRシグナル伝達と下流免疫シナプス接着の喪失によりCAR-T細胞の細胞毒性に対する抵抗性を獲得するが、液性がんでは獲得しない」という内容の論文から、T細胞との結合相互作用を強化することで固形がんでの反応が改善される可能性があると述べています。本論文ではz-Moviを用いてIFNγR を失った固形がんはCAR-T細胞とのアビディティが低下することを示しており、アビディティ測定を通じて免疫逃避メカニズムを解明することで、固形がんでのCAR-T細胞反応をどのように改善するか解説します。
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