最適化された膜タンパク質を48時間で発現【Nuclera社主催ウェビナー】
弊社新規取り扱いのNuclera(ヌクレラ)社製 eProtein Discovery™ 無細胞タンパク質合成スクリーニングシステムは、デジタルマイクロフルイディクスをin situタンパク質検出アッセイ、および無細胞タンパク質合成と組み合わせることで、迅速に高品質なタンパク質の入手を可能にし、無細胞および細胞ベース発現法のプロトタイプ開発をサポートします。
最新のアップデートでは、膜タンパク質の迅速な発現と安定化スクリーニングも可能になり、cryo-EM構造解析や機能解析用の高品質な膜タンパク質を48時間以内に取得できるようになりました。ナノディスクと界面活性剤スクリーニングを統合した技術により、安定化条件の同定を合理化し、構造生物学と創薬におけるブレークスルーを加速します。
本ウェビナーは日本時間の深夜に行われますが、ご登録者様にはイベント終了後、録画配信のご案内をいたしますので、ぜひ奮ってご登録ください。
日時
2025年3月28日(金)午前0時 (日本時間)
※ご登録者様にはイベント終了後、録画配信をご案内いたします。
使用言語
英語
参加費
無料
演者
Toby Ost
SVP Product Development, Nuclera
演題
最適化された膜タンパク質を48時間で発現
講演内容
ヒトタンパク質の30%が安定性と機能のために補因子を必要とし、薬剤の標的分子の60%以上が膜タンパク質であることをご存知でしょうか。その重要性にもかかわらず、これらのタンパク質は発現が最も困難なタンパク質の一つであり、従来のシステムでは適切な折り畳み構造の構築や安定性が課題でした。
この度のeProtein Discoveryの最新アップデートでは、補因子依存性膜タンパク質の収率を向上させるため、無細胞発現条件をニーズに合わせてカスタマイズできるようになりました。本ウェビナーでは添加剤をカスタマイズすることにより、補因子依存性酵素であるDHODHの生産と、cryo-EM研究のためにナノディスクで安定化される膜タンパク質であるMsbAの生産が成功した事例をご紹介します。また、ハイスループットのマルチプレキシングにより、わずか24時間で最適な条件を特定し、発現が困難なタンパク質を研究や創薬に利用しやすくする方法についても解説します。
トピックス:
- eProtein Discoveryが膜タンパク質を含む困難なタンパク質の発現成功率をどのように向上させるか
- DHODHおよびMsbAの成功事例:cryo-EMおよび機能アッセイに最適化されたタンパク質生産の実例
- eProtein Discoveryが構造生物学や活性研究を含む下流のアプリケーションにすぐに使用できるタンパク質をどのように生産するか