OsmoPRO® MAX – 臨床検査室用自動浸透圧計

あらゆる規模の検査室に適した OsmoPRO MAX は、革新的なフロースルー技術により、検体チューブからサンプルを直接吸引し、装置内で測定と洗浄を行うため、チップ等の消耗品が不要です。さらに、同一の検体チューブからサンプルの吸引・測定を繰り返し行うことができるため、バッチ試験は不要です。OsmoPRO MAX があれば、スタッフはすぐに検査を開始し、測定完了まで装置から離れることができます。

最新の自動化システム、柔軟なワークフロー、そして高度なデータ管理機能を、浸透圧測定のゴールドスタンダードである凝固点降下法と組み合わせた画期的な装置です。 OsmoPRO MAX は、臨床医が必要とする正確かつ迅速な結果を提供しながら、スタッフが他の業務に集中できる環境を実現します。

一般医療機器 特定保守管理医療機器

オズモメーター OsmoPROMAX

届け出番号:14B3X10056000003

特長

  • 検体チューブから直接サンプリング
     測定用チューブへの移し替えが不要なため、サンプリングミスとオペレーター作業を低減させます。
  • 最大500検体まで消耗品の交換不要で連続測定可能
     頻繁な消耗品の交換が不要で、オペレーターの作業を低減できます。
  • 20検体用ターンテーブルを使用し、少検体から多検体まで柔軟に対応
     検査が必要な時に検体を並べるだけで直ぐに測定できます。
  • 最小限のメンテナンスでオペレーターの負担軽減
     煩雑なメンテナンス作業不要で装置を良好な状態に保ちます。
  • 緊急割り込み測定
     ターンテーブルからの連続測定中でも緊急検体測定に柔軟に対応できます。
  • 自動反復測定のプログラム機能
     同一の検体チューブから反復測定を自動で行うため、スタッフは他の業務に専念することができます。

臨床現場に最適化された設計 - 性能と効率性を兼ね備えたデザイン

① 流体制御システム

専用のシステム液によって、最大 500 回の検査にわたってサンプル間の洗浄作業を自動化します。

② 検体チューブターンテーブル

様々なサイズの検体チューブから連続的に検体をローディング・廃棄できます。

③ 自動ピペッティングシステム

液面レベル検出により、検体チューブからのサンプリングが容易になり、手動ピペッティングが不要になります。

④ ④’バーコードスキャナー

バーコードスキャナーは、サンプルターンテーブルを自動的にスキャンし、サンプル数とバーコード IDを読み取ることで、サンプルの取り違えを防ぎ、転記ミスを減らし、サンプルのトレーサビリティを向上させます。2 つ目のスキャナーは、スタッフのバッジとキャリブレーションキットおよびコントロールキットを認識し、ユーザーとロットのトレーサビリティを管理します。

⑤ フレキシブルなデータ管理

イーサネットと USB ポートにより、複数のデータ出力オプションが利用可能です。

⑥ ユーザーフレンドリーなタッチスクリーンとビデオ説明

色分けされたインタラクティブな画面は、直感的な操作と多言語対応を実現します。搭載されたビデオガイドにより、簡単なクリーニング・メンテナンス・キャリブレーションの手順をわかりやすくサポートします。