Cellink 肝細胞培養用バイオインクHEP X Kit(Cellink)

人体における最大の臓器である肝臓は、主要な血漿タンパク質の合成、有害物質の解毒・分解など重要な機能を有しています。一方で、ウイルス感染のリスクや薬物代謝への役割など、疾患治療や薬物動態など創薬ターゲットでもあり、より高次の機能を持つin vitro肝臓組織モデルは解毒などの代謝研究や肝疾患研究、薬物スクリーニング等を促進する可能性があります。
CELLINKは細胞―細胞や細胞ー細胞外マトリックス(ECM)相互作用を促進する脱細胞化した肝臓のECMを配合することで、優れた微小環境を提供するHEP Xキットを開発しました。
確実なプリンタビリティ
HEP Xキットにはプリンタビリティを保証するセルロースナノファイバーとアルギン酸塩が含まれており、37℃でのECMの穏やかな熱ゲル化に加え、イオン架橋によって強固にプリントした構造を保持することが出来ます。

高い細胞生存率
生体適合性の高い材料で構成されたHEP Xキットは、肝臓組織モデルのバイオプリンティングに理想的なバイオインクを作製するのに役立ちます。 これまでに肝臓の3D細胞培養で一貫した凝集と高い細胞生存率が示されています。

細胞間コミュニケーションの促進
肝臓由来のECMによって、肝細胞やクッパ―細胞は細胞間相互作用が改善されることが経験上分かっていることから、より優れた肝臓組織モデルの作製が期待されます。免疫組織化学イメージングにより、細胞間アルブミン(ALB)、アルファフェトプロテイン(AFP)、およびE-カドヘリン(上皮カドヘリン、細胞間接着に関与するタイトジャンクションタンパク質)を確認することができます。

ALB:赤, AFP:緑, E-カドヘリン:黄色, DAPI:青
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